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2019.5.2ラボ活動報告

実家ヘルプ無し!子ども3人ママの両立経験と更なる両立チャレンジに向けて

「ラボ活動報告」とは?

両立チーム育児ラボのメンバーが各自の両立チーム育児チャレンジの体験記や進捗状況を発信していく報告記事です。

 
初めまして。
3児の母、原田綾香です。
今回、ご縁がありまして仕事と育児の両立に関しての記事を書かせていただくことになりました。
 
私は、新卒から通販会社でバイヤー兼商品開発をしており、現在3度目の産休中です。1人目を妊娠した時に関西から関東への転勤があり、お互いの実家両親のヘルプがない中で、3人の育児と仕事をどうやって両立してきたのか書いていこうと思います。

 

第1子出産前後の不安・悩み

 
転勤後、1人目を出産。慣れない土地での育児は心細く、ママ友も欲しくてあちこちの地域の子育てイベントを調べては出向き、知り合ったママ友たちと会っては保育園情報や良い病院についての情報、育児に対してのいろいろな悩みを共有していました。
1人で育児していると、何をするにも心細く、特に食事に関しては育児本と睨めっこしては与える順や量、またアレルギーが出ないかドキドキしながらの日々でとてもしんどかったです。早く保育園に預けて、食事のプロが作った料理を食べてもらいたいな、保育のプロと一緒に心配事や成長を分かち合えたらいいなと思っていました。
 

育児と仕事の両立に向けての初めての復職準備

保育園激戦区
の結果、記入した認可保育園8園全滅。なんとか横浜保育室(東京で言う認証保育園)1に決まり胸を撫でおろし、復職に向けて準備を始めました。
ネットや両立雑誌などを読みあさり、ひとつずつ懸念事項をつぶしていきました。

まず私が取り組んだのが、家の整理整頓。子どもを誰に預けても対応できるように、保育園に持っていく洋服一式やタオル、おむつなどすべて1つの棚に収納し、わかりやすくラベリングしました。持ち物表も棚の真横に貼り出し、誰でも漏れなく準備できるように工夫しました。最初の一度は手間ですが、その1度の手間がその後ずっと自分を助けてくれました。
そして、家電購入!自分へのエールとして、「食洗器」「洗濯乾燥機」を購入しました。食器洗いと洗濯~乾燥(しかも干す&取り入れの手間も無し)までをしてくれるお手伝いさんが我が家に来てくれたようで最高でした。
 

上司に相談したことによる仕事のやりがい

1人目の妊娠前までは、思いっきり仕事をしていました。成果を出すため、仕事に打ち込み長時間残業もザラでした。
復帰後も同じように仕事で成果を出したいし、期待もしてもらいたいとは思うものの、育児をしながら仕事で大きな目標を掲げ、取り組むことが出来るのだろうかと漠然とした不安がありました。
当時の上司や周りも無理しなくていい、自分のペースを作ってから、と配慮してくれたことはとてもありがたく、実際、1人目の子は月1回は熱を出すような状態で、物足りないなと思いながらも甘えながらの復帰でした。
でも、そんな状態が1カ月もすると、「私、何のために子ども預けてまで仕事しているんだろう」「子どもに胸張って働いてきたよ!といえる仕事をしたい」と思うようになり、上司に相談。
上司からは企画職ということもあり、「企画100本ノックしてみるか?」と提案をいただき、企画であれば、子どもの病気で出社できなくても仕事ができ、何より自分にまた期待してもらっているようでとても嬉しかったのを覚えています。
 
それからは、上司の期待に応えたい気持ちもあり、寝ても覚めても企画のことを考える日々。その中でモノになりそうなものの企画を進め、時には大阪本社で行われる会議に参加するため、夕方、仕事を終えて保育園に子どもを迎えに行ったらその足で新幹線乗車。大阪の義実家に22時頃前乗りして翌朝子を預けて出社するということもありました。
 
仕事と育児が大変な時期もありましたが、バイヤー目線で、世のママを楽にして育児を楽しくする商品群を開発しブランドを立ち上げ、目標を大幅に上回る売り上げを達成できたことはもちろん、自分も経験した悩めるママ達の助けになれた実感に非常にやりがいを感じました。また、上司に素直な気持ちを伝えたことにより、育児をしながらでも上手く両立できるのだと自信がつきました。そして、2人目の産休・育休に入りました。
 

第2子の育休中は自信回復期

2人目の育休中は、すでにいるママ友と息抜き程度に週数回会ったり、肩ひじ張らず気の合うママとのご縁が広がりました。何をするにも既に知識も経験もあるので気持ちが楽!1人目で本当に自信喪失したり心細かった分、自分も少しは母として成長しているんだと自信が回復して気持ち穏やかに過ごせた育休でした。

この記事を書いた人 原田 綾香

6歳、4歳、1歳の3児の母。通販会社でバイヤー兼商品開発を担当。
現在横浜在住。夫婦ともに実家が関西で日常的な手助けがない中、過去2度の育休からの復帰を経て、現在3度目の育休中。この春3度目の復職を控えているが、第1子の小一の壁と第2子、第3子の保育園が分かれてしまい、戦々恐々。過去2度の復職時に、思いつく&抵抗なくできることにはチャレンジ済。更に厳しい状況が安易に予想できる、今回の復職に合わせて、自分にとって更に一段レベルの高い、苦手なことや抵抗があることの克服にチャレンジ中。