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2019.10.14ラボ活動報告

【イベントレポート】両立チーム育児ラボ1期キックオフイベントを開催しました

両立チーム育児ラボは、育児に第三者を巻き込む「チーム育児」に実践的に取り組み、日本の子育てのあり方を少しずつ変えていくムーブメントを目指して、2019年1月に9人の育休中のママメンバーでキックオフしたオンラインコミュニティです。

0期メンバーは4ヶ月間のラボ活動を通して、自分自身の家事育児における固定概念を乗りこえるチャレンジをすることでパートナーシップが向上したり、頼り上手になったり、復職に向けてサポート体制が構築されて仕事も家庭も諦めないマインドが身に着きました。
そして2019年9月からは新たに育休中・育児中メンバーで両立に取り組みたい12名の新メンバーが集まり、10月10日(木)に初めて顔を合わせるキックオフイベントを開催しました。

場所は毎回会場を提供して下さっているビーボさんにて。出産後の女性に特化した転職サービス「QOOLキャリア」を運営されています。今年移転されたばかりの、ピカピカの新オフィスにてイベントスペースをお貸しいただきました。

(かわいい授乳室&オムツ替えスペースも完備されたイベントスペース!ママにとっても優しい空間です)

1期生はパパメンバーも1人ジョインしてくださったり、国際結婚しているママがいたり、キャリアを積まれてから妊娠出産をしているメンバーも多く、1児のママから3児のママまで本当に多様なメンバーが集まりました。9月頭からオンライン上では自己紹介をしたり、現状の両立課題等を共有していたため、初対面とは思えない和やかな雰囲気で会はスタートしました。赤ちゃんがたくさんいて、とっても癒される空間・・・。

まずは両立チーム育児ラボの立上人で、両立支援サービス「エスキッチン」を運営するエスキャリア・ライフエージェンシー代表の城さんより、ラボのコンセプトや活動方針についてのお話。

そして立ち上げ当初からラボの応援団を務めてくださっているNPO法人ファザーリングジャパンの林田香織先生から、チーム育児と同じ考え方である「チームわが家」の概念についてと、チームビルディングにおけるPDCAの回し方、チーム構築をする上で一番大切な要素であるSTANDについてのご講演を頂きました。

もうおなじみのこの図!
親と子ども達を取り囲むサポーターはじいじ・ばあば等家族内サポーターだけに留まらず、保育園のママ友や地域の人等家族外サポーターや、保育園の先生、ファミサポさんやシッターさんなど民間・行政サポーター、そして日々家事を支えてくれている食洗器、洗濯乾燥機、ルンバなどの便利家電やスケジュール共有アプリ等のテクノロジーにまで拡がります。自分の家族を取り巻くサポーターを把握し、いかに足りないところを増やしていくか、持続可能な状態で回していく仕組みを作っていくかがチーム育児においては大切になってきます。

そしてチームメンバーの増員や、夫婦間での役割分担以前で一番大切なのが・・・わが家の「軸」となるSTANDを決めること。このSTANDについては0期から合言葉のように口酸っぱく言ってきましたが、ここが家族間で握れていないと目指す方向がブレるので、役割分担や家電、サービス導入がなかなか進みません。夫婦がお互い何を大切にしているのか、どんな働き方をしたいのか、どんな家庭を築きたいのか等お互いの「理想」や「希望」を共有して、すり合わせることが何よりも大切です。

(チームわが家のPDCAはSTAND→RESEARCHがプラスされたSRPDCAで回す!)

チームわが家の概念をインプットした後は、城さんが実際にご家庭で運営しているチーム育児をお話頂きより具体的なイメージを膨らませることができました。
ファミリーサポート、シルバー人材サービス、スリールの大学生インターン、保育園のママ友、会社のメンバー等、城さんは本当に上手くヒトを巻き込んで、育児をチームで楽しく運営できているという印象でした。

そして会の後半はいよいよメンバー自身が自分の両立チーム育児チャレンジについて考えるワーク&ディスカッション!
まず林田さんの講演でインプットしたチーム育児領域の中で、自分の家庭で取り組みたい領域を決めます。そして、ワークシートに沿って現時点で壁・ハードルになりそうなことを洗い出し、それらを乗りこえて実践するための方法をグループ内でディスカッションしながら考えていきます。たっぷり時間をとっていたにも関わらず、ディスカッションの時間が盛り上がりすぎてあっという間でした!



そして最後は一人ずつ10月の行動目標を発表しました。「ファミサポ登録会に行く!」というタスク目標の方もいれば、「夫と話し合う時間をとる!」という長期戦になりそうな目標も。でも大事なのは、それぞれがそれぞれのペースで「実践」に移すということです。

これから1期生12名と一緒にどんな両立チャレンジの紆余曲折があるのか、そしてみなさんとみなさんのご家族に来春復職時にどんな変化があるのか、今からとても楽しみです。
「両立」という言葉は「両方が立つ」という意味合いからどうしても仕事と家庭(育児)とイメージしてしまいますが、私たちが目指すのは仕事と育児が両方成り立っているだけの状態ではなく、人間関係やパートナーシップ、新しい出会いや挑戦、社外の活動等それぞれが一個人としてやりたいこと、成し遂げたいことにも仕事・育児の忙しさに振り回されずに力を注げるような状態です。「母・父」と「会社員」という2つの顔だけではなく、社会の中での色んな役割、色んな顔を持ちながらそれらを軽やかに飛び回り、その時々に合わせてしなやかに変化できる、そんなマルチロールを主体的に楽しめる人をもっと増やしていきたいという想いがあります。

両立チーム育児ラボの今後、そして1期生の奮闘をこれからも楽しみに、応援して頂けると嬉しいです。次回のオフラインイベントは2020年2月6日(水)に、ビーボ社にて1期生の中間報告会を行います。

この記事を書いた人 浜本 晴菜

3歳と1歳の二児の母。印刷会社で企画職として働きながら、パラレルキャリアでも活動している。育休中にエスキッチン代表の城と知り合い、両立チーム育児ラボのプロジェクトリーダーを務めることに。チーム育児実践のために地域コミュニティ作りにチャレンジ中!