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2020.1.20夫婦コミュニケーション

理想の夫婦コミュニケーションを考えることから始める両立チーム育児

両立チーム育児ラボが推奨する「チーム育児」の土台にあるのはパートナーとの対話です。対話を重ねることでお互いを理解し、家族の未来やありたい姿が見えてくるようになるのです。

しかし、それは簡単なことではありません。

出産前は夫婦二人で仕事帰りに外食したり、家で晩酌しながら雑談したりする時間があっても、出産後は仕事や育児に追われてそんな時間も体力もなく寝落ちする日々・・・ふと気づけば平日の会話ゼロ!土日は子どもの相手で夫婦の会話どころじゃない!たまに話せばお互いの不満が爆発!なんてことになっていませんか。実はこれ、わが家の話です。

 

夫婦コミュニケーションの時間がない!どうしたらいい?

両立チーム育児ラボのメンバーである私の夫は長時間労働者です。
平日顔を合わせないこともしばしばで、土日は疲れてぐったり。そんな夫とのコミュニケーションを改善すべく、私がとったアプローチをご紹介します。

①時間がないなら作ればいい!作戦
土日にベビーシッターを頼んで、夫婦で食事に行きました。普段保育園に通わせているのに、ベビーシッターなんて・・・と難色を示していた夫ですが、いざ二人で外出してみると「大人のペースで動ける!」「ゆっくり食事ができる!」と大好評。仕事の疲れも癒され、久々に夫婦の会話もでき、良いことづくめでした。
(ちなみに、帰宅後はシッターさんと別れたくなくて息子が大号泣でした。息子にとっても、いつもと違う人にたっぷり遊んでもらえて楽しかったようです。)

②時間をあらかじめ確保しよう!作戦
「時間があったら話しましょう」のスタンスだと、いつまでたってもその時は来ませんでした。なので、この日は夫婦会議しますと宣言し、あらかじめ予定表に入れておきました。予定表にあると、仕事の調整も付けやすかったようです。私も話したい内容を整理できたので、良かったです。繁忙期はなかなか難しいですが、理想としては毎月の定期開催を狙っています。

③コミュニケーションは会話だけじゃない!作戦
元々長時間労働でしたが、最近さらに忙しい部署に異動になった夫。土日に仕事が入る時もあり、ますます会話どころではなくなってしまいました。無理やり時間をもらったこともありましたが、疲れすぎていて全く前向きな会話になりませんでした。人間、疲れていると頭も回りませんし、まず休みたいですよね。相手あっての会話なのに、自分のペースで進めてしまってとても反省しました。

そこで考えたのは、会話以外の方法でコミュニケーションを取ること(夫のことを気にかけているよ、というメッセージを伝えること)です。

LINEはもちろんですが、机の上に置手紙をしたり、夫の好物を冷蔵庫に入れておいたり、ハンカチにアイロンをかけておいたり(いつもは夫の役目)。本当にちょっとしたことです。そうすると、夫もコンビニアイスを買ってきてくれたりして、会話は無くてもなんとなく良い循環ができてきたような気がします。

 

まずは自分からはじめよう

話は変わりますが、たまたま出席した子育て講座で「愛情はシャンパンタワーのように注ごう」という言葉を知りました。

パパ⇒ママ⇒上の子⇒下の子
ママ⇒パパ⇒上の子⇒下の子

と、上から注いでいくことで家族みんなに愛情が行きわたるそうです。
「ママ⇒上の子⇒下の子」はかなり意識していたけれど、「パパ⇒ママ」「ママ⇒パパ」は盲点でした。

そして、これまで夫婦コミュニケーションがうまく行かなかったのは、もしかして「家事育児の大変さを理解して欲しい」「少しは分担して欲しい」など、いきなり夫に不満を伝えることから始めていたからでは・・・?と思い至りました。

日々の負担感や山盛りのタスクがあるのはよくわかります。しかし、それは一旦置いておいて、まずは相手に自分の愛情を注ぐ・・・というと気恥ずかしいですが、要は自分なりに夫にできることをやるというか、giveからはじめてみてはいかがでしょうか。

きっとその先に、理想の夫婦コミュニケーションがうまれてくると思います。
私もまだまだ試行錯誤していますが、一緒に頑張りましょう!

この記事を書いた人 れいこ

3歳と0歳の二児の母。不動産会社で事務を担当。一回目の育休は子育てだけであっという間に終わってしまったので、今回の育休は「やりたいことを全部やろう!」と両立チーム育児ラボやボランティアなど様々なことにチャレンジ中!