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2020.2.6家事テクノロジー

仕事と育児の両立を支えるおすすめデジタルツール

仕事の締め切りに子どものお迎え時間、食事の用意や寝かしつけ・・・次々と目の前に迫りくる締め切りに追われて息切れを起こしていませんか?両立チーム育児ラボでは、環境により変化する自分の役割・立場に向き合うことを起点に、課題やありたい姿をつかみ、家族との協力や外部のヒト・モノを取り込みながら、仕事と育児のより良い両立を目指します。

ラボ活動を通じて、改めて夫婦で納得して共有できる方向を確認することが出来ました。わが家でベースとなるのは、家族・夫婦・自分の幸せを妨げたくないという気持ちです。結婚する前から、夫には動ける限り働きたいという意思を伝えており、その意思を尊重してくれていました。また夫のキャリアデザインについても頻繁に話しており、お互いの生活でお金と同等、或いはそれ以上に「時間」が大切という気持ちを共有するようになりました。たとえば、500円安く食材を買うために急いでスーパーに行く(お迎え時間がぎりぎりだと買いに行くこともできず)よりも、配送料がかかってもネットスーパーの方が時間的制約が無くて気が楽だなぁと。
その結果、2つの指針を定めました。

「QOLを上げるモノ・サービスは積極的に導入する」
「節約は、節約にかかる人的・時間的コストと比較する」

これらを実践するべく導入しているいくつかのモノ・コトを紹介します。

 

1.家計簿関連

 (1)家計簿アプリ「Moneyfoward ME」有料版
 (2)クレジットカード・QRコード決済
 (3)送金アプリ「Pring」
 クレジットカードや口座振替、QRコード決済など現金以外の支払方法に極力集約します。Moneyfoward MEに利用している支払方法及び家計管理対象となる預金口座等を登録し、随時収入支出の管理をスマホで行います。わが家では現金払いの場合必ず立替えとし、その分はpringにて家計に紐づいた預金口座から個人の預金口座へ送金します。

 

2.IoT関連

 (1)アプリ操作が可能なお掃除ロボット
 (2)「NatureRemo」とスマートスピーカー
 前提として、家事のクオリティに完璧を求めません。掃除はルンバや拭き掃除に特化したブラーバに、毎日9時に開始する等スケジュールを登録して掃除を開始します。赤外線リモコンの操作をスマホで操作できるNatureRemoで、エアコンやテレビ、照明やお掃除ロボット等の操作をスマホに統合します。併せてGoogleHome等のスマートスピーカーと連携させることで、音声で操作出来るようになります。

上記で紹介したモノ・コトの導入でいくつかの良い効果がありました。共通して言えるのは、場所とカラダの制約を大幅に削減できたことです。例えば掃除は、スマホで専用アプリを立ち上げてスタートをクリック、もしくは「Ok google. ルンバを動かして」で掃除を開始します(床に物を散らかしていない状態で)。手動の掃除機を使用する場合は、掃除機のある場所にいること=場所の制約、掃除機をかけることに付きっ切りになること=カラダの制約を受けることになります。家にいなければ掃除機をかけられない、という状況を終わらせましょう。あー、掃除機かけなきゃ・・・というストレスから開放されます!

また、家計簿についてはMoneyfoward MEに随時自動登録される明細の費目に誤りがあれば手動で変更するだけで完成です。夫婦がいつでも確認出来ることで、家庭の財政状況についての基礎知識を持てます。突然の出費や家族旅行の計画、今後の貯蓄計画など、ライフプランを話し合うハードルがとても低くなりました。お金の話は大切なので、ブラックボックスにしないよう心がけています。わが家では子どもたちが寝た後、二人で晩酌するときや朝通勤が同じ時間の時などに、この家計簿も参考にしながらよく話しています。直接話せない時はLINE以外にslackにメモしています。ちなみに夫とは結婚以前より、言わなくてもわかってくれている、なんとかなるはず・・・というのは幻想だと意気投合していて、話し合うことが家族形成の上でとても重要な役割を持っています。

しかし、これらの環境を整えるためには準備が必要です。ハード機器の購入やソフトの利用に課金する等、コストが発生します。また、ハード機器をインターネットへ接続したり、連携させる情報の登録をする手間も発生します。機械の操作が苦手な場合、導入に躊躇することもあると思います。また預金口座の情報をアプリに登録することに抵抗感を持つかもしれません。もしかしたら、このようなことを夫に切り出すには勇気が必要な場合もあるかもしれません。それらに対して、「やってみれば簡単ですよ」「情報漏洩なんてそう簡単には起きませんよ」とは簡単に言えませんので、ぜひ無理のない範囲で手を出してみてください。わが家は夫婦ともに新しい機械やサービスの情報収集などが大好きなのでお互いに導入提案をしあっています。

当然ながら、お金や時間は有限です。家族や夫、自分のQOLをあげるためには、工夫や思い切りが必要だと思います。そして独りで頑張らないことも大切です。夫や子どもたち、親やママ友だけでなく、両立チームラボのような活動や家事をサポートしてくれるサービス、そして行政があります。もし前に進めず困っていたら、手を伸ばせそうな場所に今すぐ伸ばしてみませんか?少なくとも両立チームラボはすぐ手が届くとこにあると思います!私は今後ファミリーサポートを利用してみて、シッターや家事手伝いサービスも含めてわが家にあったスタイルを模索する予定です。

この記事を書いた人 菊池 亜姫乃

2歳と0歳の子を持つ会社員。現在は育児休業中で2020年春より復帰予定。家事育児は夫婦でする!を実践する夫に支えられながら日々奮闘中。