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2021.11.18ラボ活動報告

【11月ランチ会レポート①】 未来のライフキャリアの描き方

11月のテーマは「未来のライフキャリアを描こう」です。
11月1回目のランチ会では「ライフキャリアの描き方」を持つべき資産と共に考えていきました。人生100年時代、ニューノーマル時代のキャリア形成についてキャリアコンサルタントでもある代表・城さんの解説を交えて考えていきました。

ニューノーマル時代のキャリアは内的キャリアが重要!
これまで人生は教育・労働・余生の3ステージとされていましたが、現代では仕事の間にサバティカルタイムを入れたり、仕事のスタイルも変わっていたりとマルチステージになっていて、変化が激しく正解がない時代になっています。
これまでの伝統的なキャリアは目で見える報酬、地位、資格、年収などで「勝ち」「負け」と判断される外的キャリアでのキャリア形成が一般的でしたが、現在のキャリアは個々人が持つ強みや、やりがいを生かした心理的成功が重要となり、多様な価値観を持つ人たちとの共生が大切となる内的キャリアでのキャリア形成が重要となってきています。

これからのキャリアに必要な3つの無形資産

生産性資産、活力資産、変身資産、これらの無形資産がこれからの時代には重要とのことです。ライフキャリアリノベーションラボはまさに3.変身資産ですね!

自分が所有している資産を考えてみよう
前述の3つの無形資産を20代、30代でどう変化しているのかをメンバーで考えてみました。育休中のインターンやママボノ、このライフキャリアリノベーションラボで変身資産を増やしているというメンバーがいました。一方で古い体質の会社にいるために柔軟性という観点からは自身の変身資産が中々増えていないと気付いたメンバーもいました。子育てに追われる中で人的ネットワークを持続することが難しいと感じているメンバーもいましたが、戦略的に変身資産を増やそうと張り切る必要はなく、必要だと思った時に自然と繋がり、後から気付くと変身資産になっていることが多いと城さんは教えてくれました。また、コミュニケーションの時間が短いからと言って関係性が薄いと言う事ではないとのことでした。
別のメンバーは20代は独走していたが、30代になり他人を信用して巻き込んだり、健康にも気を付ける様になったと言っていました。色んな事を経験し、色んな人を知ることができ、世界が広がり自己財産になったそうです。自己財産、素敵な言葉ですよね。

無形資産を築くための大切なこと
今後に必要な無形資産を築く為には以下の点を大切にすることが大事な様です。
生産性資産:いつ、どのタイミングでそのスキルや知識を付けて資産化していくのか。
活力資産:日々のルーティーン、振り返りの場を定期的にもち、自分の感情、家族や友人との繋がりを感じる。
変身資産:学び続けるための緩い繋がりやコミュニティーを持つ。自分だけではない、多様な価値観や人たちから視野を広げる機会を持つ。
私個人としては、活力資産の「振り返り」にドキンとしました。慌ただしい日々の中でも自分の感情と向き合う時間を今後は持ちたいと思います。

しなやかに、より自分らしく働くために大切なこと
最後に、自らの大切な価値観に基づいた未来を展望し、主体的に決断・実行することが「キャリアデザイン」だと城さんは仰っていました。その為にも大きな方向感覚を持ち、これからどうなりたいのかと考えること、それに伴う偶然の出会いや出来事を大切にすること、好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心をもって力強く行動する事が大切だとお話ししてくれました。

今回も学び多き1時間となりました。これからの時代、他者と比べての成功ではなく、自分自身の心理的成功を求めてキャリアを形成していきたいと強く思いました。

この記事を書いた人 寺田 真由子

2歳、0歳の二児の母。
商社で海外営業をしていましたが育児との両立を考え人事部へ異動。
新たな事に挑戦し、新たな学びを得たいと思い、今回インターンとしてラボに参加。
1回目の復職後、育児・仕事・家事・つわりが重なり、チームで育児をする体制構築の重要性を肌で感じた為、次回の復職ではより良いスタートを切れる様、現在、チーム育児を強化中。