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2022.6.5ラボ活動報告

【5月ランチ会レポート①】キャリアアンカーワーク

こんにちは!インターンのこだまです。

先日第3回目となるランチ会が開催されました。5月のテーマは「自分の強み(コア)を認識しよう」です。
4月のワークで小学校低学年からの自分の遍歴を振り返って、自分が何を大切に生きてきたかを認識してきました。今月はその気づきを「自分の強み」に落とし込んでいきます。
実施したことはキャリアアンカーワーク
キャリアアンカー、なかなか聞きなれない言葉ですが…いったい何のことなのでしょうか?
当日の詳しい様子とともにレポートします!

■ニューノーマル時代のキャリア論
今回のランチ会は、城さんによる「ニューノーマル時代を生きる私たちのキャリア論」という講話からスタート。
城さんは、「私たちが今生きている時代は変化が激しく正解が無い。特にこのコロナを経て急速に変わってきている」と話します。
では、具体的に何がどのように変わってきているのか?
その答えが、これまでの当たり前のように思われていた伝統的なキャリア観“外的キャリア”と、現在のキャリア観“内的キャリア”です。
これらはどういうもので、何に価値があるのかを比較していきます。

  ◆外的キャリア
   周囲からの期待にいかに応えるかを考え、成果を地位や報酬として得ることに価値がある。
   他者とは競争するもの、という考え方。

  ◆内的キャリア
   自分自身の何が強みで、どういうことを表現したいかを考え、やりがいや自己充足、心理的成功を得ることに価値がある。
   多様な人との共生を考える。

ニューノーマル時代の価値観は「正しい生き方から自分らしい生き方」になっている、とのことでした。

確かに、私もこの数年で外的キャリアから内的キャリアを志向するようになった、と感じます。
外的キャリア、内的キャリアを理解したところでキャリアアンカーワークに移ります。
ワークでは、自分自身が内的キャリアとしてどういうものを心理的成功としているのか、を探ります。

■キャリア・アンカーワーク
~キャリアアンカーとは?~
アメリカの心理学者エドガー・シャイン博士が提唱した概念です。

キャリアを選択するうえで個人が最も大切にしたいもの、自分の価値観・軸・欲求を表します。
その語源は船の「いかり」。いかりをおろすことで船が停泊できるように、キャリアアンカーがあることで、どんな環境やライフステージの変化があっても自分の強みを発揮し、いきいきと輝き続けられるのです。

事前に受け取っていたキャリアアンカーを探る6つの大問を、2人1組で質疑応答していきます。
この大問、非常に考えさせられるものばかりで話が大いに盛り上がりました!

■解説&感想シェア
ペアワーク後は城さんによる解説です。
キャリアアンカーの手掛かりは過去にあり、自分たちのパワースポットを探求する作業とのこと。
そして、キャリアアンカーは最終的に8つに分類され、一生涯変わらないと言われているそうです。
自分自身のキャリアアンカーを満たす職業選択、行動、環境を選択することでより充実した人生となる。自分自身の自己充足、心理的成功につながるとのことでした。

解説後はそれぞれのキャリアアンカーが何か、ワークをしてみた感想をシェアしました。
キャリアアンカーを、その場でぱっと答えられる人もいれば、悩みます、という人も。
感想にはこんな声がありました。

   ✿ワークをやってみて、その人の思う大事なことは何度も言葉に出てくるな、と感じました。
   ✿言葉にする、人に聞いてもらうことで、より自分自身への理解が深まりました。
   ✿頭の中で考えているだけでは分らないことを、言葉にすることで気づけました。

こうして感想を聞いてみると、言語化することの大切さを改めて認識します。
自分の強みを認識しようという5月のテーマにぴったりで、とても気づきも多く充実した時間となりました。
自分の内的な深いもので、人から影響されない、一生涯変わらないと言われるキャリアアンカー。じっくり考えてみるとよさそうですね。

5月2回目のランチ会は5/27(金)12:00-13:00に実施されました!そちらのレポートも近日中にアップしますので、楽しみにしていてください。

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