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2021.8.16ラボ活動報告

【8月ランチ会レポート①】パートナーとの対話術シェア会

8月のテーマは「パートナーと話そう」です。
いよいよ活動はパートナーとのコミュニケーションフェーズに入っていきます。7月に考えたSTANDやその元となっている価値観を夫婦で共有し、お互いを理解し合う1ヶ月です。自己理解を深めた後なので、パートナーの理解や共感もスムーズになります。

8月1回目のランチ会は、そもそも対話、コミュニケーションでどんな課題を持っているのかをシェアしながら、夫婦の対話を取り入れる方法、コミュニケーションのコツを話し合う会となりました。

簡単に近況報告をしあった後、コミュニティマネージャー・はるなちんのリードで以下2点をテーマにアイスブレイクしました。
・パートナーと対話の時間はとれてる?
・パートナーとのコミュニケーションで感じる課題は?

そもそも、対話とは何なのか?
対話とは日常で話す予定の話や小さな事柄の話ではなく、お互いの意見を聞きながら信頼関係を築く為のコミュニケーションのことだとはるなちんから説明がありました。

物理的な距離があり対話の時間が少ない、夫婦でタイプが違い対話があまり進まない、コミュニケーションのテンポが異なる、コミュニケーションに対する温度差がある、対話をするのに照れて緊張してしまう、そもそもどうやって対話をしたらいいのか分からない等。色んな話が聞けました。それぞれの意見に「同じ!!」という声もあり皆、共通の課題を抱えていることが分かりました。

対話の定義とは?
対話は信頼関係を築く為のコミュニケーションと言う事でしたが、そのコミュニケーションとは一体どんなものなのか、はるなちんから以下の通り説明がありました。
①互いの価値観に違いがあることを認める。
②お互いの捉え方の背景を共有し、理解し合う。
③①、②を経て、同調や妥協ではなく、2人で「新たなものの見方」を獲得する

この③の部分が対話のゴールであることが説明から明確になりました。

対話はどうやって始めればいいの?
メンバーからは「どうやって対話をしたらいいのか分からない。」という声もありました。いきなり「対話しましょう!」はハードルが高いので、まずは日々の会話・雑談でコミュニケーションの土台作りから始めるのが大切です。まずは夫婦の関係性を良くするために、書きを実践してみるのがおすすめです。
①夫婦二人の時間を作る
子どもが寝た後に二人で晩酌したり、デザートやお茶を二人でする。在宅勤務をされている場合にはランチデートをするのもいいきっかけになりますね。
②自分から「GIVE」する
相手に変わって欲しい、対話してほしい、と期待するだけでなく、自らGIVEしていくことが大切。小さな感謝、労い、気遣いをしてみる。これは今日から実践できそうですね。
③デジタル×アナログ
おしゃべりだけではお互いに疲れてしまうので、アプリを活用してみる!育休中は子どもの事で気付きが多い時期なので、子育て格差を埋めるべくデジタルを活用して写真や動画を共有してみるのも良いですよね。それに加えて、手書きのお手紙や手書きメモ等を活用し、デジタル×アナログを実践してみると良いそうです。

コミュニケーションの土台を作れたら次は対話に進みますが、ライフイベントは対話のチャンスです。引っ越し、子育て、保活、等は夫婦の価値観が出てくる場面で、価値観の擦り合わせやお互いが描く人生を対話する機会となります。家具家電購入や外部サービス利用等もお互いの視点が異なると思うので、タスクではなくチャンスと捉えて対話のきっかけにしていきたいですね。

コミュニケーションTips
いざ対話を始めても喧嘩になってしまったり、不完全燃焼の対話で終わらせない為に以下のTipsも教えてくれました。
①事前に目的を明確にする
「で、結論は?」とならない様、「今日はこの件についてここまで決めたい」だったり、「今日は話を聞いてほしいだけ」等、最初に目的を明確にすることが大切。
②紙に書き出す
保活、家計、旅行計画等、シミュレーションを紙に書き出したりエクセルやアプリを活用して敢えて仕事の様にした方がうまく行く場合もあるそうです。
③なぜそう思うのか聞く
賛同できない場合やイラっとしてしまった場合、「なぜそう思うのか」を聞き、相手の価値観を知るようにすると良いとのことでした。

メンバーの中には子どもの個人面談に旦那さんと一緒にいく。という方もいました。一次情報に一緒に触れることで、互いの当事者意識レベルが同じになる様です。キャリアコンサルタントでもある代表・城さんからも情報を多く持っている方が優位性が高くなってしまい分かるからやってしまう。という状況になるため、出来るだけ同じ量の情報を互いに持っておく必要があるという話がありました。その為に、純粋に頼る。共同作業にする。仕事風にする。等、各家庭で色んな工夫が見えました。物理的な距離がある家庭では土日にオンラインを繋げてお父さんが読み聞かせをさせたり、同じ空間にいなくても、共同作業は出来るとのことでした。

決めつけない事を意識しているというメンバーもいました。「これは興味が無いだろう」と思っていた事も話してみたら興味を示してくれたという事があったそうです。自分の中に思い込みがあるという事を自覚している点も素晴らしいですよね。
日々の買い物リストや中長期的に必要となる買い物リスト等をリスト化し、共有していたり、保活の時にはお互いに重要とする価値観をリスト化し優先順位をつける等で仕事系管理術を実践しているメンバーもいました。

今回は早速今日から始められそうなTipsが沢山あり、夫婦のコミュニケーション・対話が活性化しそうです!!皆さんも是非参考にしてみてください。

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この記事を書いた人 寺田 真由子

2歳、0歳の二児の母。
商社で海外営業をしていましたが育児との両立を考え人事部へ異動。
新たな事に挑戦し、新たな学びを得たいと思い、今回インターンとしてラボに参加。
1回目の復職後、育児・仕事・家事・つわりが重なり、チームで育児をする体制構築の重要性を肌で感じた為、次回の復職ではより良いスタートを切れる様、現在、チーム育児を強化中。