8月のテーマは「パートナーと話そう」です。
いよいよ活動はパートナーとのコミュニケーションフェーズに入っていきます。7月に考えたSTANDやその元となっている価値観を夫婦で共有し、お互いを理解し合う1ヶ月です。自己理解を深めた後なので、パートナーの理解や共感もスムーズになります。
8/21(土)には家事シェア研究家の三木智有さんを講師にお招きして、パートナーシップの築き方や夫婦間のコミュニケーションについてお話いただきました!イベントレポートについてはこちらをご覧ください。
8月2回目のランチ会では、三木さんの講座を受けて実際に行ったアクションや感想、パートナーの反応について、各メンバーがシェアをする会となりました。
今回のランチ会にはなんと三木さんがご出席くださり、三木さんご本人に質問したり、アドバイスをいただくことができました。
今回のレポートでは、各メンバーの事例をケーススタディとしてご紹介します!
「伝わらない」ことを前提に
口下手なパートナーからどう感謝を表現してもらえば良いのか?とメンバーから質問が上がりました。パートナーに対して常に感謝の気持ちはあるけど、なかなか言葉にして表すのは照れてしまう方もいると思います。
パートナーとのコミュニケーションの中で「言わなくても(相手は)わかってくれるはず」という思い込みは捨てようというお話がありました。
パートナーと長い付き合いになればなるほど、自分の思っていることは言わなくてもわかってくれるだろうという考えてしまいがち。
思っていることを発信しないと、相手には伝わりません。そして、発信があまり得意でないパートナーを持つ人は、上手に受信してあげることも必要というお話がありました。それぞれの家庭に、それぞれのコミュニケーションの形があるということですね。
この考え方は夫婦関係に限らず、親子関係や復職してから職場のコミュニケーションでも活用できそうです。
家庭における存在意義を感じることが重要
先日の三木さんの講座の録画をパートナーと一緒に視聴したメンバーもいました。パートナーへの甘えから、感情的に自分の思いを伝えてしまっていたことに気づいたそうです。
その上で、今回の講座を通してパートナーとの当事者意識に差があると感じたそう。
夫、妻それぞれが主体的に家事・育児に向き合うためには?課題意識を抱えている家庭も多いのではないかと思います。
家庭において当事者意識を持つために必要なことの一つとして三木さんがお話されていたのは、自分が家庭にとって重要な存在である、必要とされているとパートナーが実感できる環境です。
自分がいなくても家庭が回っているという事実があると、家庭における役割の優先度が下がってしまいます。
パートナーが家で家事・育児を担ってくれて助かっていることをしっかり伝えることが大切なのです。
家事・育児にも慣れてくると、パートナーへの感謝の気持ちを伝え忘れてしまうこともあると思います。私自身、改めてわが家の家事・育児に大きく貢献してくれているパートナーに感謝を伝えようと思いました。
「家事シェア」はゴールじゃない
夫との当事者意識のズレが気になるメンバーがいる一方、パートナーのほうが家事を多く担っているというメンバーもいました。今まで家事や育児の分担についてきちんと話さなきゃ…と課題意識はあったものの、面倒に感じて避けてきてしまったそうです。
三木さんのお話を聞いて、お互いの自由、お互いのやりたいことを実現するためなら家事シェアをやってみたいとやる気が出たと話していました。
家事シェアをすること自体はゴールではなく、あくまで手段です。
お互いが納得しているならすべて外注するも良し、9:1の分担も良し、必ずしも5:5にする必要はありません。
自分たちらしく心地よく暮らすために、自分たちなりの家事シェアの形を作っていきたいですね。
メンバーのリアルな声から学ぶ
各メンバー当事者意識を持ち、行動したことをシェアできました。
メンバーそれぞれの事例や感想、質問などに三木さんが丁寧に答えてくださり、学びの多い、充実したランチ会になりました。
パートナーとのコミュニケーションの壁を超えて一歩踏み出すことができた人、感情的にならずにパートナーと建設的な話ができた人、それぞれのアクションを聞いて、私もとても刺激を受けました。
先日三木さんにご紹介いただいたパートナーとの意識・時間・キャリアのシェアスコアをお互い採点したところなので、夫と私のスコアの差分についてじっくり話し合ってみたいと思います。
ライキャリノベは随時仲間を募集しています。毎月のテーマに沿った月2回の講座やセミナーで内省と対話を実践していき、1年間を通して「自分軸」を見つけるプログラムです。ラボの詳細・お申込みはコチラから!