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2019.5.8地域コミュニティ

復職面談の準備は大丈夫? 復職をスムーズにする「自分のトリセツ」のススメ

保育園が決まったら、いよいよ職場復帰。育休復帰間近になると会社の上司や人事と面談するというケースも多いと思いますが、話し合いの準備はしていますか?
 
久々の職場の人との面談、緊張しますよね。「復職面談、どんなことを聞かれるんだろう?とりあえず上司と雑談程度かな・・・」と思っていませんか?そんなあなたはちょっと待って!
復職面談は今後の働き方について会社と復職者の間でをする大事な場。準備不足で伝え方を誤ると、意図せずマミートラック(仕事と育児の両立はできるものの、昇進・昇格とは縁遠いキャリアコースのこと)に陥ってしまう可能性も。
 
両立チーム育児ラボがおすすめするのは「自分のトリセツ」を作成し、面談に持参する方法。「自分のトリセツ」を作成することで自分の状況や希望を整理・見える化できるので、過不足なく上司や人事に伝えることができ、スムーズな復職につながります。今回は復職面談に向けた「自分のトリセツ」の作り方についてご紹介します。
 

復職面談で大事なことは?

子どもとのんびり過ごした育休中から一転、久々の職場復帰にあたっては「仕事と家事育児の両立はできる?」「子どもの体調不良で呼び出されたらどうしよう」「仕事でちゃんと評価してもらえる?」など不安がいっぱいですよね。でも実は、復職者を受け入れる側である上司も不安を抱えている場合が多いのです。では実際に上司が抱く不安とはどんなものなのでしょうか?
 
 ・育休を経てモチベーションが下がっている?育児を優先したいと考えているのでは?
 ・残業できない、よく休んだり早退するなどの制約があり、扱い方が難しい
 ・復職者をフォローする周りのメンバーとの関係はうまくいくだろうか?
 
このように、復職前は復職者・会社の上司の双方が不安を抱えている状況です。したがって、復職面談ではまずは上司の不安を取り除き安心してもらい、その上で自分の希望を伝えることが重要です。
そこで活躍するのが「自分のトリセツ」です。自分の「できること」「できないこと」「やりたいこと」などを見える化することで、会社の上司とのミスコミュニケーションをなくすことができますし、チームメンバーに共有する時や異動で上司が変わってしまった場合でも引き継ぎがスムーズです。では、具体的にどんな内容を伝えれば良いのでしょうか?
 

「自分のトリセツ」で伝えたい5つのこと

(1)仕事に対するモチベーション
上司は、育休を経て復職したあなたに対して「仕事に対するモチベーションが下がっているのでは?」と不安に思っています。まずは自分の仕事に対するモチベーションが高いことを、明確に伝えましょう。
 
(2)勤務時間・利用制度
 ・時短勤務やフレックス制度などを利用するかどうか
 ・制度を利用するのであればいつまで利用を続ける予定か
特に時短制度については、フルタイムに戻す目標時期を設定しておくことをおすすめします。期限を決めずに何となく時短勤務を続けていたら、気づいたらマミートラックに陥っていた・・なんてことにならないように、自分の将来のキャリアプランも踏まえて設定しておきましょう。
 
(3)一日のタイムスケジュール
 ・通勤時間や職場以外でのスケジュール
 (起床~登園~出社、退社~保育園のお迎え~夕食~寝かしつけ~保育園準備など)
上司のご家庭の状況によっては、共働き子育て世帯の生活リズムが想像しにくい場合もあるでしょう。家庭での一日のタイムスケジュールを共有することで、家庭や通勤の事情等も理解してもらいやすくなり、退社時間に帰れるようサポートしてくれる、といった協力も得やすくなります。
 
(4)サポート体制、緊急時の対応
 ・保育園の状況(送り迎えの時間、延長保育は何時まで可能かなど)
 ・サポート体制(家族、ファミリーサポート・病児保育などの外部サポート)
 ・非常時の対応(保育園から呼び出しが入ったら?朝急に子どもが熱を出し病院に連れて行かなければならない時は?突発の残業はできる?事前に分かっている残業は可能?泊まりの出張はできる?等)  
  
 子どもに起因する突発的な早退や休暇に対して、夫や両親・病児保育・ベビーシッターなど事前に準備している対策について具体的に伝えましょう。自分が急遽不在になるリスクに対する対策を具体的に伝えることで、上司を安心させることができます。
 併せて、急遽不在になる際の職場のメンバーへの引継ぎ方法についても、対応を洗い出した上で事前に共有しておけると安心ですね。また、「残業は●時までに言ってもらえれば調整できる」など働く上での条件もあれば伝えておくとスムーズです。
 
(5)今後のキャリアや業務内容
 ・今後のキャリアプランや希望する業務内容
 ・復職後の業務内容や期待されている成果の確認
 ・育休中の部署内での大きな変更や変化の確認
 前述した4項目で上司の心配を取り除いた上で、自分の今後のキャリアプランや将来的にやりたいこと、今の職場でやりたい業務内容についての希望を伝えましょう。業務内容については会社側の事情もありますので、上司と相談しながら決めていきましょう。また「自分のトリセツ」には記載しなくても、自分が期待されている成果や役割、部署内での変化についてはこちらから上司に確認するようにしましょう。
 

「自分のトリセツ」でスムーズな復職を!

復職面談は職場復帰の第一歩。久々の職場復帰は誰しも不安がつきものですが、「自分のトリセツ」を上手く活用しながら上司や一緒に働く予定の同僚と自分の不安をしっかりと解消して、お互い納得した上で復職の日を迎えられると良いですね。両立チーム育児ラボは、復職するママたちが育児と仕事の両立を叶え、自分らしく働き続けることを応援します!

 
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この記事を書いた人 浅野間 瞳

1歳の一児の母。通信会社で働きながら、育休中は「自分らしくないことこそチャレンジ」をモットーに、育休インターンや勉強会などに取り組む。両立チーム育児ラボのメンバーとして、第三者を育児に取り入れる「行政・民間の育児サポーター」を増やすことにチャレンジ中!