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2019.5.8家事育児サポート

固定観念を乗り越えて、育児に第三者の関わりを持つことのメリットとは?

仕事と育児の両立において、第三者の力を取り入れる手段の中で最もダイレクトな方法が、ベビーシッターや自治体のファミリーサポートなど「子どもを他者に預ける」託児サービスです。
保育園には入れなかったけれど仕事には復帰しなくてはならない、そのような状況で両立のために育児をベビーシッターに頼る方もいるでしょう。しかし、利用する理由は必ずしも仕事でなくても良いはずです。
最近ではリフレッシュや余暇のためにベビーシッターを使う人も増えてきてはいますが、日本ではまだまだ多くの方にとってハードルの高いことなのではないでしょうか。
 

なぜ育児に第三者の関わりを持つことはハードルが高いのか?

両立チーム育児ラボでは、多くの方が感じているであろう2つの抵抗感について考えてみました。
 
(1)お金がかかる(その金額を払ってまで預ける理由がない)
 
モノやサービスを買う時には、そのモノやサービスの価値に見合った対価を支払います。託児サービスを利用する場合、利用時間にもよりますが1回数千円かかるのが通常です。高いと感じるということは、その金額に対して自分が得られる価値が少ないと考えているということです。
では、託児サービスを利用することで得られる価値とは何でしょうか?
 
・物事がはかどる、仕事等に集中できる
・休養、リフレッシュできる
・子どもがいるからといって諦めなくてはいけないことが減る、子連れNGの場に出かけられる
・子ども自身がママ、パパから離れることに慣れる
・ママ、パパとは違う遊び方や声かけをしてくれる大人が増える
・子どもを可愛がってくれ、ともに成長を喜んでくれる大人が増える
・ママ、パパの話し相手、相談相手が増える
・保育のプロから褒めてもらう、認めてもらうことで親として安心できる
 
これらは、両立チーム育児ラボのメンバーである私が実際に初めてベビーシッターを利用してみて感じたメリットです。
前半の4点は利用前から想像できたことでしたが、後半の4点については利用して初めて気がつきました。そして、これらを得るためであれば、利用料は高くないと感じるようになりました。
 
(2)親が育児を手放すことに罪悪感を感じる
 
この罪悪感の中には、
・母親(父親)失格のように思えてしまう、または傍から見てそう思われそう
・第三者に預けられるのは子どもがかわいそうだと思う、または傍から見てそう思われそう
などの気持ちが含まれると思います。
 
しかし、果たして本当にそうでしょうか。なぜ「失格」なのでしょう?なぜ「かわいそう」なのでしょう?
そもそも、あなたは子どもをどのような子に育てたいと思っているでしょうか?
元気で明るい子、思いやりのある子、最後までやり抜く子など、いろいろな子育てのゴールがあると思います。でも、その大半が、第三者に子どもを預けたら叶えられないこと、ではないはずなのです。むしろ、前項で挙げた「託児サービスを利用することで得られる価値」によって、ママやパパがいきいきと笑顔で過ごせるようになったり、子どもがより多くの大人と接する機会を持つことでかえって叶えられることもあるのではないでしょうか。
 

固定観念を超えると見えてくるもの

固定観念というのは、自分でも知らず知らずのうちに捉われていて、それが固定観念であるということにすらも気がついていないものです。
私も初めて利用するまでは、「ベビーシッターはセレブが使う、自分とは縁のないもの」と思い込んでいました。ところが、両立チーム育児ラボに参加したことををきっかけにチャレンジしてみたところ、想像以上の発見がいくつもあり、自分が無意識に持っていた固定観念にも気づくことができました。
「自分には関係ない」「わが家ではありえない」と感じていることでも、いったん立ち止まって「なぜそうなのか?」を考え、トライしてみることをおすすめします!自分にとっての「育児の当たり前」を一度取っ払ってみると、新たな両立のヒントや方法が見つかるかもしれません。

 
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この記事を書いた人 髙山 絵梨

1歳の母。生命保険会社で働きながら、育休中は様々なコミュニティ活動に参画。両立チーム育児ラボの活動では第三者を育児に巻き込むべく「行政・民間の育児サポーター」を増やすことにチャレンジ中!