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2019.5.7地域コミュニティ

お互い助け合えるママ友を作って両立チーム育児を

「ママ友作り」この言葉を聞くだけで、ちょっと身構えてしまいますよね。
支援センターや保育園で、当たり障りのない話をして、お互い踏み込むことができず、結局腹を割って話せる仲の良いママ友がなかなかできない、なんてことはありませんか?
 
子どもの月齢が近いというだけで、大人同士で友達になるというのは結構ハードルが高いことです。子どものためにママ友を作らなくきゃ、という視点だと苦しくなってしまいます。そこで、少し視点を変えて「お互いが助け合える関係性のママ友」が重要なのです。
 

仕事と育児の両立のためになぜママ友作りが大事なのか?

ママ友を作ることも、両立チーム育児ラボが推進する「チーム育児」の一環だからです。チームメンバーに地域のママも加わることで、お互いがラクだし助け合える仲間がいることは子育てにおいて心強いです。
 
子ども一人でも、ワンオペ時は手が足りない!と思うのに、2人、3人と増えたら、育児は本当に人手が足りないです。働くママたちは仕事から帰ってきて、家事をしながら育児も同時並行に行うのは負担が大きすぎます。土日にワンオペすることになった日なんて、朝から晩まで大変ですよね。
 
そんな時、土日に子ども同士を遊ばせることができるだけでも少しは育児の負担軽減になります。そのためには、気軽に助け合えるママの存在がとても大事です。
 

お互い助け合える関係性のママ友の作り方
(1)写真を理由にLINEを交換する

ママ友ができるきっかけは、やはり連絡先を聞くことがスタート。でも保育園のママに突然「LINE交換してもいいですか?」と聞くのは、結構勇気のいることですよね。世間話をすることができても、理由がなければLINE交換するまでではありません。そこで、使える技が率先して写真を撮ってあげることです。
 
保育園の帰り際や保育園のイベントで、自分の子どもだけでなく他の園児たちの写真や動画を撮っておくと、「さっき撮った写真と動画を送りたいのでLINE教えてもらってもいいですか?」と聞くきっかけになります。写真は親が撮っているけど、動画までは手が回っていないということはよくあるので、動画はおすすめです。
 
もちろん、むやみにいろんな子を撮るのではなく、このママと仲良くなりたいなと思うお子さんの写真を撮っておくことがポイントです。ママが気軽に付き合えて、助け合える関係性になることをゴールにしているので、無理にママたち全員に自分から合わせる必要はありません。
 

(2)保育園の帰りに夜ご飯を食べに行こう

土日に遊んだり、家を行ったり来たりする関係も最初はハードルが高いかもしれません。そこでオススメが、保育園の帰りに夜ご飯を食べに行くことです。
 
まずママが夕飯を作らなくていい、というメリットがあります。また、保育園の送り迎えの時ってあまり長話できないですよね?普段は少ししか話せないママであっても、夜ご飯を食べる1時間くらいだといろいろ話ができて相手のママのこともよくわかるきっかけにもなります。
 
または外食だと気を遣うので、Uber EATSや出前を頼んで、家で食べましょう!という提案もいいですね。少し難易度が高いことでいえば、もし近所に美味しい総菜屋さんがあれば500円以内くらいのものを買っておいて保育園の帰りに「水曜はラクしたくてここの総菜を買うから、もしよければ買っておくけどどう?」と声をかければ、料理をしなくていい気楽な夕飯に誘えるきっかけになります。
 
気を遣わずに育児と家事をシェアしてお互いがお互いをラクにする関係になれたら、さらに助け合える関係性が加速するのではないでしょうか。
 
親だけで育児をする、という意識ではなく第三者を巻き込みながらチームで育児をしていこう、という意識になるだけで、地域のママにも積極的に話しかけることができます。ぜひ、助け合える関係性作りを目標にチーム育児を実践してみてくださいね。

 
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この記事を書いた人 成瀬 夏実

3歳と1歳の2児の母。フリーランスでライターをしながら、日本中の縁側を取材して紹介するナビサイトを運営する「縁側愛好家」としても活動中。東京生まれ・東京育ちから、昨年鎌倉へ家族で移住したのをきっかけに地域に根ざしたチーム育児を目指す。
縁側なび:http://engawanavi.com/
note:https://note.mu/natuyoshi