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2019.5.12ラボ活動報告

3児ママの仕事と育児両立に向けての更なるチャレンジ

「ラボ活動報告」とは?

両立チーム育児ラボのメンバーが各自の両立チーム育児チャレンジの体験記や進捗状況を発信していく報告記事です。

 
この春3度目の復職に際し、会社が移転するため、通勤時間が往復で1時間増なうえに、第1子は小一の壁、第2子と第3子は保育園が離れ離れという過酷な日々が待ち受けています。第2子復職時はなんとか仕事と育児を両立してきた私でも、更に何が出来るのかを考え両立チーム育児ラボにてチャレンジ中です。
 

平日の夫の家事・育児参加率をあげる

ここまでの紆余曲折を経て、いまや夫は家にいるときはもう1人の母くらい主体的に動いてくれますが、それでも典型的日本風土の会社のサラリーマンなため、平日は長時間労働で、朝早くから夜遅くまで帰ってきません。アポイントや当日中の仕事がないときなど、夫自身が子どもとの時間が欲しくてできる限り調整して早めに帰宅してくれようとしているのは感じているため、夕方~のバタバタを自分1人で限界を超えそうな時は、もうこれ以上どうしようもない、自分の働き方、生き方を変えるしかないのかなと途方に暮れていました。
今回のチャレンジで、この夕方のワンオペ閉塞感を何とかしたいと本気で考えたところ、夜がだめなら朝だ!と、平日の夫の家事・育児参加率をあげるため、家族全員で起床時間を1時間早める決意をしました。早起きが苦手な私が一番大変だと思いますが、もう最後の砦はここしかない!と、朝型人間になるチャレンジをしたいと思っています。
家族全員で、早起きして夜やり残した家事やお風呂掃除などを朝にやりきって、出社しようと思います。既に効果を感じ始めていて、夫出社後ワンオペな上(前夜~朝にやってくれなかった夫に怒りを感じながら)やり残し家事を片付けるところからだったのが、全て整ったところからなので、夕方~はきれいなお風呂にスイッチを入れるだけ、簡単な調理をして子どもとゆったり過ごすことができています。また、朝から夫が子どもの勉強をみたり、カードゲームにつきあったり、と子どもの心も満たされるので夜は翌朝を楽しみに早めに就寝できるように。夫も夜は家族を気にしすぎることなく仕事に集中できるようになったようで、全員の生活や気持ちが整い、いい事づくめです!
 

ミールキットの導入

今まで平日の夕食は、栄養がとれていればいいと割り切って、具だくさんの炒め物とスープの組み合わせ、焼き魚に納豆やもずく、ごはんを炊く手間を省きうどんや焼きそばを多用するなどで何とかやりくりしてきました。家族も文句を言わず食べてくれてはいましたが、さすがにメニューもマンネリ化してくると家族の反応も薄く、自己嫌悪もひどかったです。
また、夫が子どもの影響で料理をはじめ、レシピ通りに作るとおいしいこと!子どもの食いつきが違うことに驚き、子どもが喜ぶ料理を作るとこんなに子どもたちが嬉しそうなんだなと気付きがありました。
今後平日は、家族に喜んでもらえる料理を手間なく簡単に作れたらと思い、ミールキットを導入しようと思います。
家事代行を日常使いするには時間的にも金銭的にもいきなりハードルが高いので、評判もよく、継続利用できそうな価格帯のものを試し、定期的に取り入れようと思います。
 

上2人の子の自分で出来ることを増やす

兄弟それぞれの家での役割を、相談のうえ決めています。
1つは、保育園帰宅後、保育園の汚れ物を出し、お手紙は私に渡し、翌日の準備をすると決めて実行しています。もう1つは、各自のかごに仕分けられた乾いた洗濯物を畳むことですが、こちらはかなりムラがあります。早くたためばいいのに、と気になりますが、口うるさく言わず、それぞれに任せています。私の家事仕事を減らす意味はもちろん、それぞれが家族の一員として役割を持つのは当然と考えているので、それぞれの役割ができないなら、本人が「手伝って」や「他の仕事との交換」を交渉してくればいいかなと思っています。
今のところ、大半は兄弟とも乾いた洗濯物が入ったかごから探してきて保育園に来ていく準備をしています。しわくちゃになってしまっていることやおかしなコーディネートもあり、親としてどう思われるだろう・・と恥ずかしい気持ちになることもありますが、本人が恥ずかしい、と思う経験も必要かと思い、見守っています。
今回、3人目の復職時には、食事前には食卓を拭く、配膳を手伝う、食事後の食器をシンクまで下げるの役割を増やし、少しづつ子ども達にもチャレンジしてもらっています。先日長男とお風呂掃除も初めて一緒にして、やり方を教えました。意外にも長男は喜んでいて、こちらは面倒な家事と捉えていることでも子どもにとっては新しい遊びのような、親の役にたてる喜びや褒められるきっかけになって嬉しいんだなと気付きがありました。
子ども達の気持ちのムラも受け止めながら、楽しく、生きる力を身に着けていってもらいたいと思います。
 

同じマンションのママと繋がる

4月から長男が小学1年生ということもあり、不安に感じていたため、ママ友作りの経験を活かし、小学校就学前健診でお会いした同じマンションのママをお見かけすると自ら声をかけ直ぐにLINEを交換しました。更にもう1人のママを見つけ直ぐにLINEを交換し、マンション名のLINEグループを作り、さっそく小学校の登校サポートを一緒にする話や欠席時に連絡帳や宿題を託す人として互いを指名しあったり、もし何かあったとき(鍵がなくて家に入れないなど)に同じマンション内で子どもが(親も)頼れる存在作りをしました。
 

帰宅サポート付きの学童を選ぶ

小学校、保育園2か所と3人の子ども達がいる場所が違うということは、お迎えも3カ所になることが想定され、これは絶望的だということに気が付きました。また、小学校内にある学童保育は冬場は16時(~夏は17時)過ぎまでしか預けることができないため、民間学童を探すことにしました。
民間学童について調べてみると、8月などは1日中みてもらう日が続くので習い事もないのに7万円を超えるとても高いところばかり。他にもないかママ友ネットワークで情報を得ると保護者運営の学童があることがわかりました。その学童は、多少の運営負担もあるものの指導員に自宅まで送ってもらえるサービス付きでした
長男は、場所見知り、人見知りする性格のため馴染みやすいように一番仲良しの子のママにお勧めをして無事に一緒に入会を決めました。これで小1の壁がだいぶ低くなったと感じています。
 

仕事と育児を両立するために家電を新調

ここまで必要な家電は手にしてきましたが、年月とともに少しずつ劣化しているため、
新たに
1度でスパッと乾く「洗濯乾燥機」と、吸引力の落ちないただ1つの掃除機である「ダイソン」を新調したいと思っています。

 
最後に。
上記を取り組みきることをここに宣言して!3度目の復職を迎えようと思います。
より一層大変な状況になるだろうけど、これまで2度積み重ねてきた自信と、今回更に、家族、地域のママ友とより強いチームを組み、民間や行政サービス、時短アイテムテクノロジーを新たに導入することで、仕事と育児の両立がこれまでより気持ちが楽に過ごせるのではと信じています。

まだまだ伸びしろたっぷり若干6年ママをしてきた私個人の偏った見解に過ぎませんが、
なにか1つでも参考になったり、この記事をきっかけに私もやってみよう!の背中を押すことができていれば光栄です。

*過去のラボ活動報告*
実家ヘルプ無し!子ども3人ママの両立経験と更なる両立チャレンジに向けて
両立チーム育児のための夫の巻き込み方

この記事を書いた人 原田 綾香

6歳、4歳、1歳の3児の母。通販会社でバイヤー兼商品開発を担当。
現在横浜在住。夫婦ともに実家が関西で日常的な手助けがない中、過去2度の育休からの復帰を経て、現在3度目の育休中。この春3度目の復職を控えているが、第1子の小一の壁と第2子、第3子の保育園が分かれてしまい、戦々恐々。過去2度の復職時に、思いつく&抵抗なくできることにはチャレンジ済。更に厳しい状況が安易に予想できる、今回の復職に合わせて、自分にとって更に一段レベルの高い、苦手なことや抵抗があることの克服にチャレンジ中。