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2019.5.10ラボ活動報告

両立チーム育児のための夫の巻き込み方

「ラボ活動報告」とは?

両立チーム育児ラボのメンバーが各自の両立チーム育児チャレンジの体験記や進捗状況を発信していく報告記事です。

 
こんにちは!原田です。今日は、私の両立チーム育児のための夫の巻きこみ方について報告したいと思います。
 

「夫婦は鏡」

まずは自分を認めてあげると、夫に素直に接することができるようになり、夫から優しさも返ってくる
 
一人目の両立時は衝突ばかりだった私たち夫婦。
仕事に関して、私は子どものいない頃のとことん働く働き方がまだ基準になっていて必死にもがいていました。朝から必死にやっても、お迎えのタイムリミットにいつもやりきれない悔しさ抱えながら猛ダッシュして夕方~寝かしつけまでする日々。制約のある中こんなにがんばっていること、こんなに大変なことを夫にもわかってほしい、そして家事育児も同じようににしてほしい、と、かなりやってくれてはいるもののそれは当然で、できていない箇所を見つける度、その家事をしてくれていない事実に自分への理解・配慮がないことまで重ねて、いつも攻撃的でした。家庭が心休まる場所でなかったように思います。
育児に関して、一人目の子はすべてが初体験。お宮参り、お食い初め、離乳食・・・何をするにも知識がなく、調べるところから。全てが手探りで時間もかかる、要領も得ない、やっとできるようになっても子どもの成長は早く、次から次へと。もともと家事能力も高くない自分はずっと自信喪失、自己嫌悪しながら育児をしてきたように思います。根っからの楽観主義でそこがわからない夫にいつもイライラして衝突してきました。
そんな中でも、夫は息子がうまれたときから常に溺愛し、いつも息子ペースで付き合ってあげていました。自分が家事育児、仕事に追われ、常に余裕がない状態だったので、可愛い息子にとって夫は救いの存在だと思いつつも、そこをまだ認めてあげることもできず、今思えば意地を張っていました。
そこに第2子が産まれたことで変化が。育児は2度目のことばかり、なんでもできるようになっている自分。私はここでやっと母としての自分を認めてあげることができたのです。自分を認めてあげれるようになって、やっと夫にも素直に接することができるように。加えて、主人も育児2度目で明らかに成長や余裕からくる優しさが感じられ、夫婦仲も良好に。自分を認めてあげられたことで夫への接し方が変わり、夫からも優しさが返ってくるように。「夫婦は鏡」とはよくいったもので、この言葉の本当の意味を心底痛感しました。
 

「自分が主体だと思わせ続ける」 夫婦の価値観の違いはコミュニケーションのチャンス

その後も長男の成長に伴い、日々の対応、教育方針、習い事、迷うことたくさん。そのたび、夫の意見を聞いてみると私にはいつも思いもよらぬ視点で、自分の意見がはっきりしているときは話がややこしくされたように感じ、言い合いになることも多いのですが、よく考えるといつの夫は子ども目線。対して私はどこか大人目線。そのころから、夫には叶わない部分がある、自分の意見だけで育児をするのは危険だ、と、むしろ子どもにとっては夫の意見のほうが重要なんじゃないかと、夫の意見を尊重するようになりました。夫にとっても、私の意見はいつも考えさせられるようです。
そうやって、お互いの価値観が偏っているからこそ、お互いが、大事な子どものことを自分の判断だけで決めるのは怖く、話し合うことで視点を補い合いたいと思うし、一緒に決めることでいつも自分が家族の主体である意識を夫婦一緒に持ち続けられるように思います。
家庭で自分が必要とされている、と夫が感じることで当事者意識を持ち、家事・育児の両立についてのコミュニケーションもよりしやすくなってきたように思います。
 

保活にも夫を巻き込む

2人目の復職時に一番悩んだことが、保活。
兄が2歳までの保育園だったため、兄弟とも改めて預け先を確保する必要があり、夫婦で兄弟バラバラの通園でも良しとするか、兄弟同じ園にするか、保育園なのか預かり保育のある幼稚園も視野に入れるのか、夫と何度も話し合いました。
何か子どものことを決めようとしても、いつも情報収集は私の役目、心配な点を説明しても、「大丈夫、協力するから」「何とかなるやろ」と楽観主義な旦那にはなかなか理解してもらえないことも多く、いらだつ場面も多々ありました。
でも、子育てをしていく中で子どもの大事な選択は夫と一緒にしたいという強い想いから、実際「現場」に連れて行って空気から共有するため、保育園見学は夫に有給を2日取得してもらい、その日に詰め込みで見学をスケジューリングして、1気に回りました。
見学にいったことにより夫は、「俺、この距離送迎は無理」と急に自分ごとになったり(笑)、「A園よりB園の方が雰囲気が暖かかった」など説明だけでは伝えにくいようなことも夫婦で理解しあえ意思決定がスムーズになりました。
保活をきっかけに両立チーム育児のためにより夫を巻き込んでいった結果、「普段こんな大変なことしてくれてるんやな、ありがとう」と感謝をしてもらえることも増え、以後、育児に対してこちらが調べて意見を求めるような場面でもその背景にある頑張りも以前より伝わっているようで、以前より耳を傾けてくれるように感じます。
その後も、習い事や学童を決める時も重要な判断を伴う場面は必ず夫婦で見に行くようにしています。当初はめんどくさがっていた夫も、見に行った時のメリットを実感し、今では自分も行くのが当たり前になっています。
 

両立チーム育児を目指すため、スケジュールを「見える化」

復職前に、さらに夫を巻き込み仕事と育児の両立ができるように人別(ママ、パパ、子)の1日のスケジュールを作りました。

作り方は簡単。付箋で夫、私、子のタスクをすべて書き出して、それをタイムスケジュールに落とし込みました。それを見て夫は、自分のスケジュールはもちろん、子の動きを把握したようです。夫は、自分が思っている以上に自分がやることが多く、驚いていましたが、夫以上に私のやることの多さに文句も言えず納得し、自分がやるしかないと状況を初めて理解したようでした。
このスケジュール作りは、付箋を使うことがポイントです。その場の話し合いで漏れがあれば追記し、意見があれば貼り変えて、という作業をその場で反映できるからです。また、実際はじめてから不具合があった場合はすぐ書き換えたり並び替えも可能。
常に更新することで、家族みんなが迷ったときに立ち戻る場所ができました。1人で不安に押しつぶされそうになるときも、家族みんなでがんばってるんだ、と安心感にも繋がりました。
夫と仕事の会議のように同じ目線で話し合い「見える化」(可視化)していったことで、「チーム育児」するんだと夫婦共通認識が持てました。
 

強い両立チーム育児作りに年始に夫婦で抱負決め

我が家は、毎年年始に夫婦で抱負を決めています。
もともとは私が大学生の頃に、毎年友人5人で今年の抱負を3つずつ立て、各自に抱負を宣言するということをしていました。目標を立て、周囲に宣言することで叶いやすくなるという実感を持っていたので、社会人になってからも何年もその友人たちと続けていました。
結婚後、抱負決めについて夫に話しても特に良さが伝わらなかったのですが、これをやって1年を過ごすことに慣れている私は、何も決めずに1年を過ごす夫に違和感を持ちはじめました。その気持ちがピークに達したある年、これは絶対に夫婦でやったほうがいいと思い、お正月の3連休、初詣に行って気持ち新たになった帰宅後、コーヒータイムなどのリラックスしたタイミングを見計らい、「今年やること3つだけ書いてみて!」と紙とペンを渡しました。
「3つ」だとそんなに負担感はないのと、すでに紙とペンまで「用意」されていたことと、土日ではなく「3連休」でちょっと時間にも気持ちにも余裕があり、更に「コーヒーいれてもらってリラックス時間作ってもらった」気分の良さもあり、「じゃ、ちょっと書いてみるか」と初年度は半分仕方なしで嫁に付き合うくらいの気持ちで書いてくれました。
意図したわけではありませんが、この抱負決めが夫と強いチーム育児作りをするうえで、欠かせないものへとなってきています。
 

【抱負決めのおすすめポイント】

(1)抱負を書きだすことで、自分の軸がクリアになるので自分の人生満足度があがります。
(2)相手が仕事、家族、自分についてどういう風にしていきたいのか考えていることがわかり相互理解に役立ちます。
(3)お互いがお互いの宣言を叶えるサポートをしようという気持ちが起こりやすくなります。(例えば、旦那の目標に、子どもをプールで昇級させてあげたい、という目標が書かれていたのに、気付けば何もアクションなく数か月も過ぎていた時に私が父子をプールの自主練に送り出す時間を作ってあげ昇級出来たなど)
(4)お互いの成長スピードが増し、それをサポートしてくれる相手はかけがえのない存在となっていき、尊重して接するようになります。不毛な喧嘩がなくなります。
 
このようなメリットを夫も感じているようで、今では夫から「そろそろ抱負書かなきゃ」と言い出してきます。初年度なんて本当に大したことを書いていませんでしたが、それでも1年単位で振り返ると、着実に前に進んでいることを実感できることはゲームクリア感覚で面白いようです。
書いた抱負はファイリングしているのですが、過去の分を見直すと、夫婦の定点観測となり、歴史も感じられ、家族への愛着醸成=強いチーム作りに繋がっていると感じています。

*過去のラボ活動報告*
実家ヘルプ無し!子ども3人ママの両立経験と更なる両立チャレンジに向けて

この記事を書いた人 原田 綾香

6歳、4歳、1歳の3児の母。通販会社でバイヤー兼商品開発を担当。
現在横浜在住。夫婦ともに実家が関西で日常的な手助けがない中、過去2度の育休からの復帰を経て、現在3度目の育休中。この春3度目の復職を控えているが、第1子の小一の壁と第2子、第3子の保育園が分かれてしまい、戦々恐々。過去2度の復職時に、思いつく&抵抗なくできることにはチャレンジ済。更に厳しい状況が安易に予想できる、今回の復職に合わせて、自分にとって更に一段レベルの高い、苦手なことや抵抗があることの克服にチャレンジ中。