こんにちは!両立チーム育児ラボインターンの老川です。来年度復帰予定の方は保育所申し込みを終えてひと段落…と思えば、あっという間に年末ですね。
ラボの11月のマンスリーテーマは「地域コミュニティ」でした。チーム育児において、地域コミュニティは間違いなく支えになってくれる存在です。「どんなコミュニティがあるの?」「どうやって広げていくの?」などなど…ラボメンバーが実践者の方にお話を伺う形で、ランチ会を実施しました!
登壇者
岡本英美子さん:江戸川ワーキングマザー交流会を運営されています。
浜本晴菜さん:パラレルキャリアのオンラインサロンThink In Moveを運営されており、地域のサービスもたくさん活用されています。
ファミサポさんは地域活動の先輩!
ファミリー・サポート・センターを定期的に利用されている先輩ママからは、ご近所のことをなんでも相談できる先としてファミサポさんを頼りにされているとのアドバイスが。地域の小児科の評判やお店のことなど、地域に長く住まわれている方は貴重な情報源です。ラボメンバーからは「早速登録します!」との声が多数挙がりました。時間のある育休中にサービスを利用して、良い関係を築いておけると復職後も安心ですね。
オンラインの場を活用してママ友作り!
育児中のラボメンバーからは、コロナ禍で通常通りのママ友作りの場が失われてしまったことでの不安の声が挙がりました。「子連れで集える場所が封鎖されてしまった」「児童館が再開したけど、予約制で交流の場としては使えない」などなど、初めての育児を家から出ずに乗り切らざるを得なかったラボメンバーも…。
先輩ママからは、オンラインの場でママ友と繋がった経験を多数伺うことができました。オンラインコミュニティ(ラボもこれにあたりますね!)で価値観の似たママと繋がった方は、遠方でもこまめに連絡を取り合って情報交換や精神的な支え合いをされているとのこと。晴菜さんはFacebook上で「〇〇区在住のママを紹介してください!」と知人に呼びかけ、ご近所のママ友を紹介してもらってオフラインでの仲に発展させたそうです。素晴らしい行動力ですね!今もお付き合いが続いてらっしゃるそうです。オンラインだと「〇〇ちゃん/くんのママ」でなく「わたし」が主語のつながりからスタートできる良さがありますね。
やっぱり心強いご近所さん!
一方、ご近所のママ友は物理的に助け合えるのが大きな強み。ワーキングマザーはご実家が遠方の方も多いので、いざという時に家族のように頼ることのできる存在が近くにいると安心ですね。また、保育園入園後復職までの慣らし保育期間や、子どもが大きくなってから習い事など、今後もママ友作りのきっかけはたくさんあるとのことで、赤ちゃん時代の交流の機会を逃してしまった…と気落ちしていたラボメンバーにとって心強いアドバイスでした!
他にも、保育園や学校でのつながりを起点にパパ同士の交流が行われているお話も伺うことができました。パパが地域コミュニティに参加していると、週末パパ同士で子どもを遊ばせる間にママがお出かけ…なんてプランも立てやすいそうです。
地域コミュニティ運営のきっかけは意外と身近に
英美子さんの運営されているコミュニティは、保活の情報交換がきっかけで発足し、今では趣味の共有やオンライン飲み会などを実施されているそうです。水害の多い土地柄から防災部が立ち上がり、公民館で災害バックを持ってプチ防災キャンプまで実施されたとのことでした!情報収集から始まった場でも、多様な人の集まりでどんどん発展していくのがコミュニティの良さだと感じました。まずは気軽な気持ちで、外へ向け発信してみる第一歩を踏み出すのも良いかもしれません。
先輩ママからのお話を伺い、「ママ友を作らないと!」と焦る気持ちを抱えていたラボメンバーも、自然体でお付き合いできるつながりを長い目で探していこうと安心されたようでした。
多様な経験・価値観を持った人と子どもを起点に交流することができるのはママのつながりならでは。子育て前の人間関係とはまた違った、世界の広がりを感じられるかもしれません。