今回のランチ会では、オリジナル復職面談シートを活用した自分のトリセツの作り方を教えていただきました!自分のトリセツを作り、上司や周りのメンバーに情報開示をしていく準備を進めていきます。
3期のラボメンバーにも、4月に復職を予定している人が多くいます。復職に向けた面談が迫るメンバーもいる中、コミュニティマネージャーのはるなちんがご自身の復職時に作成した復職面談シート(通称「自分のトリセツ」)を例に、「自分のトリセツって?」「どうやって書くの?」というメンバーの疑問に答えてくれました!
復職面談のゴール設定は自分でする!
まず復職面談に臨む姿勢として大切なことは、復職面談の主役は「自分」だという意識です。
受け身な姿勢で面談をするのではなく、「復職面談の時間をどう使いたいか?」「どんな面談になれば自分が満足できるのか?」復職面談で達成したいことをしっかり整理してから面談に臨みましょう!
一般的に復職面談では、復職後にどんな働き方をしたいのか、職場に知っておいてほしい家庭の状況など、復職後の業務内容や働き方の確認・すり合わせを共有するというゴール設定の方が多いと思います。
他にも、下記のようなテーマで上司と話をしておくのもオススメです。
・育休中の経験を共有して、アップデートをアピール
・育休中の会社や組織の情報をキャッチアップ
続いて、復職面談で大事なポイントをご紹介します!
●一度ですべて共有しようとしない
育休中に考えていたことや復職に向けたあふれる気持ちをしゃべり倒してしまっては、上司も戸惑ってしまいます。職場や家庭の状況もその時々によって変わっていきます。
働き方や家庭の状況など、復職後3ヶ月程度は定期的に職場と情報共有する場をもてると良いですね。
面談では次回の面談日程と、自分自身と上司お互いの持ち帰り事項や宿題を確認して終えられると次回の面談がスムーズです。
●今の気持ちが復職後も同じとは限らないことを共有
復職する前は、職場を離れていた期間の焦りや充電してやる気がみなぎっている方も多いと思います。今の時点ではモチベーション高く、仕事を精一杯頑張りたいと思っているけど、復職後両立を始めてみたら思っていた通りにいかず、状況が変わる可能性があることをあらかじめ伝えておきましょう。
復職後は今の気持ちと同じとは限らないけど、現時点の仕事に対する思いや、気持ちを素直に伝えることはとても大切です。
●家庭の状況はできる限りオープンにする
プライベートなことなので抵抗のある方も多いと思いますが、家庭の状況はできる限りオープンにして、子どものいる家庭の状況がわからない上司も多いので、上司の想像力や察する力に期待しないほうが良いでしょう。
家庭の状況を透明化しておくことで、協力をあおぎやすい環境をつくることができます。
上司や職場に共有したいことを考えてみよう!
復職面談シートを書く前に、上司や職場の人に共有したいことを書き出してみましょう。やり方は以下の2ステップです。
①希望する働き方や共有したいことを挙げてみる
「在宅で働きたい」「フルタイムに挑戦したい」など、まずは点でOK!
②点と点をつないで、希望する働き方や挑戦したいことを伝える
「挑戦したいこと・やりたいこと+条件面(できるようにするためにどんな環境が必要なのか)+ファーストアクションの提案(まずどんなことから始められるとよさそうか)」をして、自分の希望を的確に伝えましょう。
前回の浜屋さんの講座で教えていただいた、育休中の経験から得たスキルという観点も活用して書いてみると良さそうです!
面談シートは1枚程度に収めるのが基本。端的にまとめましょう!
なんと今回メンバーのリクエストにお応えいただき、一部アンバサダーの方々の復職面談シートを公開いただきました!様々なパターンのシートを拝見して、自分のトリセツの作り方の参考になりました。
次回のランチ会では、復職面談や復職後のコミュニケーションに役立つ、アサーティブコミュニケーションについて学ぶ予定です!